昔を映像で観る

15日に港区の古い映像を見る会というのを催しました
おかげさまでお客さんが20人ぐらいきていただきました
ありがとうございました


'97年に港区が作成した港区の紹介ビデオを観たんですが
みんなの反響がなかなかおもしろかったのです
区内の一番の商店街ということで八幡屋でおばちゃんらに
インタビューをしていたのですがそこに写っている人々が
もう懐かしさを感じるものとなっていて、しかも
集まっていただいた方が八幡屋のかたが多かったこともあり
ああ、これは誰さん、あああれはいつもお店来る人だ、と
している人をビデオの中に見るという面白い時間になっていました


こっそり第2部も開催したのですが
その中にもさまざまな面白いものが見つかりました
光文具の現主人のおじさんがいろいろと撮影をしていたのですが
仁川かどこか分からないんですが、苦楽園の奥の山へおでかけして
その様子をお笑い映画に仕立ててしまった作品もありました
あたりまえですが50年前の光景で阪急電車なんて2両編成でたぶん木製の
旧型が走っていましたし、線路端も何もないほんとに田舎の線路という感じでした


8mmフィルムの中に閉じ込められた時間
たまたま保存されていたというか残っていたのでこうやって面白く
観ることができたのですが、こういうときにいつも思うのは
果たして今を記録した映像は50年後の人々に何かおもしろがられたり
することができるかなということです


映像やそのほかの記録の残し方は50年前よりもはるかによくなっているはずです
ただそこに、なにかを感じてくれるものを付け加えてそれを将来の人が見てくれるか
今でなにかを創っている人間にとっては結構大事で考えないといけないことだろうと思ってます