写真の見方の話になるか

その前に

サロン ド ミルマニア!
http://d.hatena.ne.jp/tuvuan/20070123
写真評論家の小林美香さんが大阪は本町のギャラリーでクロストークに挑まれます
対するは、
ダゲレオタイプもされる写真家 新井卓さん
かえるさんことラジオ沼から  細馬宏通さん

明日、28日(日)13:00〜14:30 
会場:まる食堂(マーメイドビル 1F)
大阪、地下鉄本町駅、改札からだと徒歩10分いるかも
参加費:1,000円(1drink付)
定員:25人
問合せ : ラウンディッシュ 06-6244-0044 info@roundish.com
行くべし!!!ここ期末試験にでます出します!!




で、
昨日のナイトスクープは写真の見方ネタがあった
箱根登山鉄道の絵葉書のなかにおじさんが映っていて
しかも立ちションしている、というもの
鉄道会社はこれに気づいていなかったらしく
というのも、もう数年前の絵葉書でかつそのおじさんは
アジサイの中に隠れるようにいたからなのだ。踏み切りのそばに隠れて立っているのでそこを見るとすぐに気づくが、アジサイの中を電車が走る絵として見ているとすぐに気づかない仕掛けになっていたようだ。

このネタは、昭和の初めにすでに宮武外骨さんがやっていたらしく、「学術小説外骨という人がいた」に赤瀬川原平が書いている。
『p123 「鵜の目鷹の目」とあるアルバムは何かというと』
各地の名所や海岸神社仏閣などの絵葉書に外骨のツッコミが書かれた絵葉書集なのだそうである。
p125に紹介された絵葉書は「何をしつつあるか此の二人」と題し、橋のたもとで川に入って何か作業をしている人物に赤い矢印が付けられている。
「階段に草履一足」はその通りにどこかのお寺の階段になぜか脱ぎっぱなしの草履がだらしなく映り込んでいる。

以上、見方を考える参考になる話。