動画の縦横はどうやったら変更できるんだろう

2008年3月3日追記

私の担当は大阪ガスビルです。
オープニングが3月1日にあるそうですが、
なななななんとその当日は大阪ガスビルがシャッターを閉めているので見れません。
人が多く集まるらしいのに!
どないやねん!!!
土日はシャッター(格子状)が閉まっています。
作品を見れなくはないですが、ガスビルの内と外両方から見るタイプの展示をするつもりなのでお薦めは出来ません。

犬が空を飛ぶことより引用

やはり作家ご本人も思ってらしたんですね
そしてアーティストというよりは請負職人的な仕事のやり方を頼まれているようです
(ここでのアーティストとは丹羽の定義で、
好き勝手に自分の好きなものをこしらえる人、と言う意味です)

今回プランが承認されるのにもの凄い時間を使いましたが何とかものになりました。
最初の希望が大阪府庁本館で公募に出したにも関わらず、大阪ガスビルに変更(府庁が使用出来ないため)されてしまい、大阪ガスビルでしか出来ない作品を作ってくれと言われたことにあります。
大阪ガスビルという空間を使っての展示プランが通らず、大阪ガスビルの歴史性や意味性も含んで欲しいと言われ、結構大変でした。

このことは作家本人にとって幸福では無い状態ですよね
インテリア屋さんならともかく、自分の表現をしたいようにできず
さらに多くの人に見てもらうことも制限がかかっている
主催者側での事務や企画調整をしている段階でそういう条件説明がほとんど無かったのだろう
ことが推察される記事だと思います


場所提供のビル、公園を含めその他の団体も、なんか府関係のイベントだし
頼まれたからしゃーないなあ的な発想で仕事が行われている


そんな状況が続いているのなら来年以降はカレイドスコープやめてしまうべきだと思います
改めて場所ややり方を考える人が集まって勝手にやっていくべきじゃないでしょうか
もちろん金はないですけどね



以下はもともとのエントリー内容
http://tuvuan.tumblr.com/post/27576413

24日ですが29日に書いていて内容は28日のことです


3月1日から大阪市内でアートカレイドスコープという芸術祭りが開催されます
レトロビルや東横堀川汚い公園などを会場に20日まで開催されます
まあいろいろ文句や注文が出ているイベントだとも思います
それはさておき


難波宮跡史跡公園に展示される、おそらく遠藤利克さんの作品と思われるものを
28日港区のギャラリーCASO前の空地で作成しているところを見ることができました
上のリンクはその時撮影した動画です
(携帯で撮ったんですが縦横がさかさまになっていてこれを直すにはどうしたら
いいんでしょうか

ビジュアル系ならPhotoshopくらい使えたほうがいいよ twitter/mediapicnic

ごめんなさい)


殯、もがりの場としての宮を、前世の時代の生活の営みに迫る作品が作られているのですが
火を放ち燃え上がらせる場所は、何故か港区


この理由は簡単で会場の難波宮跡では火気厳禁だからということなんだそうです

府立の機関が製作するイベントなのに文化庁も後援しているのに、
大阪府は後援も協力もしていないようですが、まあ大阪を挙げての一大イベントの
はずが、作家の制作意図とにあわないであろう、ある種しかたない場所でしか制作を
させてもらえないようなイベントなら意味はないと思います


作家ご本人はどうなのか知りませんが
そんなことならオレはやらんでないぞ、とか言わないんでしょう
でもココはそれを言うべきだと思います


協力で関西の名だたる会社が名を連ねていますが
例えば、大阪ガス大阪ガスビルディングというビルでの展示は土日はシャッターが下ろされ
観覧者はシャッターごしに作品の正面しか観られないんだそうです
ってなんじゃそりゃ
僕のようなフリーターならいざ知らず、ふつーの、一般の、そのへんの人が
ああ、そういうイベントをやってるんだ、たまにはアートを見るのもいいかも
と思ってふらっと日曜日の御堂筋のガスビルに行ってもなんも見れない
なんだ、こんなもんか、やっぱアートなんてつまんねー
行ってせっかくのお客を逃がしてしまうだけです


このイベントの作品設置場所も無理やりなのか
壁だけとか公園の端っことか
街との一体感はあまり感じられないのはなんでなんでしょうか


変に近代建築のビルだからとか古いからとかいうだけで
生活に対しての密着度が低すぎると思います


なんでローソンとかのコンビニじゃだめなのか
暖簾でアートなんて楽しいじゃないですか
毎日コンビニの入り口の看板が違ってて日替わりのマンガになってるとか
(はい、丹羽に著作権です ぜひコンビニ各店さまご計画ください)


作家さんらは実際どう思っているんだろうか
どこでもいい、ってことなんだろうか
お客からしたらあまり楽しい話じゃないですよね