思うこと

お断り、これは僕の勝手な思いですので


なんかの事件の際の葬儀が年々派手に大きくなっている気がします
報道を見てしまうからかもしれないけども
たとえば、亡き父の思い出を娘に作文を書かせて親族が読み上げる
それを外のスピーカー越しに皆に聴いてもらう、もちろん取材も受ける
完全に憎しみを増すための儀式でしかないような気がします


来年から裁判員制度が始まるのですが
いきなりこんなでかい葬式を見てしまったら
確実に被告を殺すためだけに
裁判所に通うということになるんじゃないだろうか、と真剣に危惧しています


痴漢でっちあげ事件が大阪地下鉄で発生していますが
まあ犯人自首したからいいものの、取調べ段階からすでに黒として扱われ
そのまま起訴されて裁判になっていたらと思うと他人事とは思えません


殺人と全然ちがう話になってしまいますが、
冤罪にもかかわらず、痴漢を断罪する気持ちってのは
自分ができなかったから、羨ましいとか、うまくやりやがってとか
そういう気持ちがアイツは悪だ、と作り上げているのだと僕は思います
もちろん犯罪ですよ


「大河は両岸から見よ」
常に出来る限り客観的に自分を置いていたいと思っています


「わかっちゃいるけどやめられない」是、親鸞聖人の教え也