コンドルズを初めて見た話

コンドルズ 日本縦断大激戦ツアー2008秋 [UNTOUCHABLES アンタッチャブル]
大阪公演 ラッキー・ルチアーノ・スペシャル
を観に行ってきました。


コンドルズという名を初めて聞いたのはNHK教育テレビの近藤さんちのラッケイ体操という奇妙な体操からでした
「ヘルパー先の家で毎日見るからだであそぼってのにらっけい体操とかいう変なのを自宅らしきところでやっている近藤さんという人がいるけど」
「それってコンドルズの近藤さん!?見たい見たい」とヨメの反応で、ああ有名な人なんだと知った次第。それが4年ぐらい前のこと。


そして今年8月8日我ら夫婦はコンドルズ主宰近藤さんにとうとう会う機会を得たのでした。
場所は芦屋市の朝日カルチャーセンター。

(画像は朝日カルチャーセンター☆ブログより引用しています)


「そうそうお兄さんがんばって」
直接声をかけれらるのだけどカラダは全然言われるとおりに動かず、最後のダンスも振付どおりに動かず一人だけ脚が上がっていない・・・
けれどカラダを使うということで普段何も考えていない自分の身体について考える機会をもてたことはたいへん面白い時間でした。
実は近藤さんを、サラリーマン体操やその他で忙しく横柄に構えている振付師という勝手なイメージで想像していたのですが、当然ながらというのかご本人はまったく構えるところの無い踊れるかっこいい先輩という印象でした。


そんなこともあり、1日の公演を見に行こうとなっていたのですが、フリーター稼業のサガで仕事がフラフラ変わったために当日時間までに会場にいけるかどうかが大変シビアな状況でした。
なんやかやありつつも地下鉄駅から少し不便に感じる京橋はOBP円形ホールへ。道に迷っているおあねいさん方とともにボードウォークを駆け抜け地下にあるホールへ。ギリギリで到着。
自分の席の隣には見慣れない髪型の女性が座っており、あれ家人はまだ来ていないのかと思っているとその変な頭の人に方をつつかれ、たいそう驚く場面もありつつ。


満員の観客のなかで始まったコンドルズの公演。
初日ということも影響したのか出始めは少しだらけた感じがありました
しかし次第にギアがかみ合ってくるものなのか序盤を忘れさせる勢いで一気に最後まで駆け抜けていってしまいました
踊り、ダンスというのか、動きがとにかくすごい
個々人の動きは実は少しずつずれているけれど全体としてはかっちりと出来上がっている
その微かな、けっこう分るズレだけど、だからこそ人間らしさというか統合しようとうする何かに対抗していこうということまで勝手に深読みしてしまうことができた。
ダンス以外の芝居の部分でもいろいろなズレを感じました


また書いていくこととして今日はここまでに