ノンデザイナーズ・チラシデザイン講座 開催される

11月7日金曜日午後6時から阿倍野区民センターにて阿倍野区コミュニティ協会主催の「ノンデザイナーズ・チラシデザイン講座」が開催されました。


講師にいろいろとお世話になっている美術家の岩渕拓郎氏をお招きし、手にとってもらえるチラシってどんなんやろか、ということについて基礎から語っていただくという内容です。

最近某区民センターに潜入した”港区、最後の刺客“ことニワユタカさんと「今どきフライヤーでイベントに人が呼べるか」みたいな話になって、その流れからチラシを軸にして告知のあり方を考えるワークショップのお話をいただきまして、気づいたら告知がはじまってましたw  日々嘉綴 総合

予想通り定刻を少し過ぎ、少し緊張した空気の中「本日はどうも・・・云々」みたいな挨拶をしただけで後を講師のいわぶちさんにいきなり投げつけ講座は始まりました。
例によってと言うかパワーポイントを使って講座は進んでいくのですが、これがまたお客さんに受けていたように思います。
参加していたお客の3分の1は他の区民センター絡みの人々かつ、おじさん達です。この人たちにはパワーポイントを使っての講座の進行と「高橋メソッド」による手法が目新しかったのではないかと勝手に感じていました。


いいチラシとはどのようなものなのか、様々なチラシを見ていく中とある大阪の地名のスーパーも紹介されました、「これはこれではっきりと目的を果たしているのではないか」。その次にいよいよ登場したのが
これです。今回の講座のチラシです


「で、これはどうですか?」
この質問がでた瞬間、キターというのと結構きついなあという気分が半々。作った本人ですから
けどこれをやってもらわなかったら今回のチラシデザイン講座を開催した価値がまったくありません。
良い悪いそれぞれ思ったことを皆さんに伺いましたが、やさしい方が多かったからか良いとする意見が多かったように主観では感じました。ありがたや


参加者の皆さんから意見を頂いたところで、満を持して岩渕版チラシデザイン講座チラシが登場すると会場内に「おおぉぉぉ」とやや低めの感嘆の声が響き渡りました。
上のチラシに書かれている項目はほとんどそのままに、ちょっとした追加(講師紹介と交通手段)を加えただけの、けれどデザイン的には一新された「これは思いつけないなぁ」というものでした
そしてそれは、よくあるなんとかセンターで作っているチラシとは似ても似つかないけど、ちょとしたギャラリーなんかにはありそうなものではありました。


「このチラシもここのセンターのレベルの中ではそれなりに良く見えるんですよね」といったような言葉がなかなか的を得ているようで胸に響くものでした
築港ARCとかアポリアのチラシの棚では埋もれてしまってなんだろうなあというものでも、場所が違えばやはりそれなりに見えてしまうんだなあと改めて感じた次第です


たかがチラシされどチラシですが、やはり作る側は基本を知っておくべきだしさらに様々なものを目にしておかないといけないなあとこれも改めて思いました。
実はJRやらなんやらいろいろなチラシやパンフを適当に収集しているのですがそのコレクションの見方もこれからは大分変わるかも知れません。


だらだらと書き連ねましたが、講師を引き受けてくださった岩渕さま本当にありがとうございました。