Thermette

17日に築港海岸通のCASOでキャンドルナイト報告会が開催されました

今年6月に開催されたキャンドルナイトはみなアート会という港区築港のアート関係のお店や個人またマチのお風呂屋さんなどなどで構成されている団体です。カナダ発の夏至冬至の日の節電や生活を考えるイベントに呼応して港区でキャンドルイベントを開催したのでした。
この日はこのイベントに向かっての様々な活動がドキュメンタリー映像になったことを記念してその上映会があったのでした。
それとおまけのイベントとして焼き芋会もありました。
僕はその手伝いをしてきました
その中ですごいものを見ることができました



それがこれ、

築港のカレー屋さん「星の森」の奥さんがニュージーランドで買ったというサーメット(Thermette)なる湯沸かし器です。
真ん中に穴の開いた大きな筒。そのドーナツの部分には水をいれます。真ん中に火を入れることで水が沸き野外でお湯やお茶を飲むことができるという代物です。
ネットでの情報によると、1929年にハートさんによって発明されたそうです。そのご第2次大戦ではニュージーランド軍の露営装備品として活躍をしたようです。現在では主にアウトドアグッズとして活躍しているとのことです。参照:Thermette North America Inc.COMPLETEOUTDOORS


なにか燃やせるものさえあればどこでもお湯が沸かせかつ専用の五徳も使えば煮炊きもできる。こんな便利な道具があるとは知りませんでした。
17日もお茶用の湯沸しに大活躍でした。
何台かあれば防災用品として現場で活躍が期待できます。お湯も沸かせるし暖も取ることができます。
人によっては中華なべで料理やサーメットで燻製もつくったりされているようです。参照:■パドルの向くまま、気の向くまま■


防災グッズとしてアルミ缶と牛乳パックでゴハンを炊くワークショップなどでアルミ缶ゴハンを普及されている団体などもありますが、ゴハンを炊いてしまったらそれでおしまいです。
耐久性などを考えればこういうそれなりのアウトドアグッズを有事に備えて用意しておくことも無駄ではないなあと感じました。
とりあえず買う方向で検討