河原乞食に帰れ!
タンブラーから転載なんですがアーティストってのはいい意味でよそ者でしょ
明治になって河原乞食が士農工商に組み込まれた、と団十郎が言っていた
そこから日本的芸術の衰退が始まったのではないだろうか
某氏が言っていたことがあるのだが
「アーティスト、とかそういう奴らはもういちど、この社会の外に出して
そこでは何しててもいいと
で祭りの時とかはそういう場を取り仕切って
終わるとまた元に戻る
そうしないとなんか、こんなのがアートかってことになっていくんじゃないか
とおもうんです」
なるほど、と思う相撲取りに品格なんてあるわけがない
六尺棒を振り回して新選組をのしたのは大坂相撲の関取じゃなかったか「体力だかけがある、オレのようなやつは、
自衛隊に入るかこうやって見世物になるしかないんです」寺山修司の何かの芝居もともと外にいた人をこちらに引き込んでおいて
うちらに合わせろ、というのがおかしいんじゃないか外は外、ウチはウチでしょう
外とウチが交わる場所が河原であって手と手を鳴らしたときになる場が極楽
外とウチが交わる場所も極楽に近いからこそ栄えるのだ