ガンダム講談

ガンダム講談のさわりが見れます
http://www.youtube.com/watch?v=M9r-PLb06sE

旭堂南半球師匠が去る10月に行われたガンダム講談。
公演会数日前に朝日新聞に記事が出てあるを見つければ
スワ見に行かんと、当日難波はトリイホールへと予約もせずに押しい出す。

講談を初めて見ました。衝撃的でした。
なんでもできる芸ではないですか、これはすごいです。
と、後日塾を訪ねるきっかけがここに生まれたのですが
そのお話はまたの機会にいたします。

このガンダムをされた南半球師匠ですが
先日のワッハ上方の上方亭ライブにおいて
この元本であるところの「明智左馬介琵琶の湖水渡り」を披露されていました
当日のお客は2,3、4,5人を除いて講談は初めてという人が20人ほどでしたが、その中でガンダムも聞いた唯一の客だったと思います。
さておき、その時の、講談の姿を見てあれば、自分でそったる坊主頭、口から流れる修羅場の読みは、轟々と流れる宇治の流れにも等しく、眼に明星の光をあらわし、云々


ガンダムへいたるまでの基礎、基本をいかに叩き込んでいるかを、これでもかこれでもかと吐き出し見せ付けているかのような一席でした。


南半球師匠はたぶん上方講談のなかで最も武闘派、芸に対して極めて真面目、硬いのではないかと拝見するたびに感じます。
24日は繁盛亭で一席されているのですが、落語中心の大阪芸能古典派の中で切っ先鋭く突撃されたのではないかと思います。


27日には旭堂南陵師匠も繁盛亭に登場とのこと。金銭的に不都合のため見にいけませんが、講談の火ここにありとなるよう期待しています


上方では落語:講談=200:15人の勢力状況だそうです