大阪の机の上での新潟と焼津の出会い

焼津の頑張る異業種交流会逸品会を紹介します。

2002年の5月頃、焼津・大井川地区の「こだわり食品」をもっとアピールしようではないかという食品生産業の仲間が集まり、逸品会というグループを結成することとなりました。
引用:株式会社 共水

焼津はさかなの町です。
大阪ならデパートで販売されているレベルの魚がスーパー(大型店でなく、田子重とか富士屋など)で買えます。もちろん町の魚屋さんでもいいのが買えます。
特にカツオの加工産業が盛んなことが焼津の特徴であります。


そんな焼津で(元は大井川町でしたが)いい鰻を育てることに一生懸命な共水という鰻屋さんがあります。
数年前に知人がそこに務めていたこともありまた非常にうまい鰻だということも聞きつけ何度か注文をさせてもらったことがありました。敬老の日のお祝いに蒲焼と白焼きのセットを祖父母へ送っていただいていました。


それから我が家に届くことになったのが「逸品会」の案内パンフレットです。
ホームページから少し引用させてもらいます。

山形のさくらんぼ 佐藤錦
さくらんぼをおいしくする努力は全部やったという感じの作品です。だからびっくりするほどおいしい。焼津から持ち込んだ鰹の煮汁を施しています。

鰹丼とあぶりバチ鮪セット
日本近海で釣り上げられた身味のある鮪・鰹を香ばしく炭で炙りスライスし、鰹は特製タレを併せて丼に仕上げました。鮪は同梱されている鮪のタレで美味しいたたき鮪丼もお作りいただけますし、洋風サラダにもご利用いただけます。

しら焼き 雅(みやび)
共水うなぎの旨みと香りを堪能して頂きたく、たれをつけず丁寧に焼き込んだ白焼に仕上げました。静岡・有東木にある日本最古のわさび農家の最高級わさびでお召し上がりください。

まぐろ・カジキの漬け魚セット
こだわりの美味しさ、魚と醤油・味噌・酒粕との調和をお楽しみいただける漬け魚です。
引用:丸石株式会社

どうですか。このラインナップ。まさに逸品ぞろいなんです。


実はこのブログを書いていて分ったんですが、逸品会の丸石さんというのは肥料会社だったんです。
魚の町に肥料屋が? ちょっと考えたら当然な話です。
引用中にも書かれていますが、魚を処理していく上で発生するのが骨や皮などの食べられない部分が出てきます。それらはいい肥料のもとになり有機栽培農家を支えているんですね。
うまい魚たちからいい肥やしが作られてそれを栄養にしておいしい野菜に果物が生まれていく。


この逸品会のパンフレットには毎回クイズが付いてきます。
その名もマニアッククイズ。
例えば、焼津港から見える富士山はどの写真か、とか○○の魚の皮はどれかなど
なかなかマニアックな問題ばかりでそのため送られてくるメールも少ないそうです。
ならば今クイズに参加すれば当選率が高いのではないかと今回初めて応募してみました
そしてなんと


山福賞、「カツオタタキ丼の素」2セットが当選しました!
ありがとうございます
さっそく丼にしていただきました。
カツオはもちろんうまい、タレもまた絶妙のうまさでした
焼津の幸を満喫させていただきました
ごちそうさまでした


この丼のゴハンの部分については次のエントリーで